損傷、または、欠如した骨を人工的な物質で置き換えることにより、機能再建を図る目的で、開発されている。リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタイト、チタンなどの金属、多孔質材料を使うことが一般的。ハイドロキシアパタイト、チタンなどの金属は、周りの組織と融合しないが、リン酸カルシウムでは生体適合性(組織適合性)が高いため、骨の再生を促すための補助材料としての側面も重要。最近では、ラピッドプロトタイピング(rapid prototyping)技術を応用し、インクジェット方式によってまるでプリンターのようにリン酸カルシウムの積層化を行い、三次元構造体を作製することも可能になってきている(→「ナノインクジェット印刷」)。