北海道北部の西から新潟付近までの日本海東縁部の帯状の地域。300万年前から東西に押され、地層が曲げられ(褶曲して)いる。1983年日本海中部地震、1993年北海道南西沖地震などの大地震、巨大地震の発生域。2004年新潟県中越地震、2007年新潟県中越沖地震も起きた。なお、GPS観測網で、新潟から神戸にかけての帯状の地域が近年大きく縮んでいることがわかり、この地域も「ひずみ集中帯」と呼ばれることがある。過去に地震が集中して起こったためと考えられる。最近の地震は、この地域外の岩手・宮城内陸、能登半島、鳥取県西部、福岡県西方沖でも発生している。