プレートの境界にある震源による地震。プレートが急激にずれることによって起こる。プレート境界地震、海洋性地震とも呼ばれる。日本周辺では、陸のプレートの下にフィリピン海や太平洋のプレートが沈み込むため、海のプレートと陸のプレートとの境目で地震が起こる。数十~数百年の間隔で繰り返し発生する。プレート境界は、地震を起こさずにずれる部分、“ゆっくり地震”が起こる部分、地震が起こる部分に分かれる。陸と海のプレートががっちりと組み合っているところでは、プレートが沈み込むために次第に大きな力がかかるようになるが、限界に達すると一気にずれて大地震となる。