指定された時間帯に降水量が1mm以上になる可能性を確率で表した予報。降水確率30%とは、降水確率30%という予報が10回発表されたとき、そのうち3回は1mm以上の降水量が観測されることを意味する。降水確率の大きさは、降水量の大きさや雨や雪の降る継続時間とは関係がない。降水確率予報の対象とする時間は、短期予報が6時間、週間天気予報が1日と予報により異なる。気象庁の発表した降水確率予報の精度検証によると60~80%の高い確率が予報されたときは実際にはもっと多く降水があり、10~50%の低い確率が予報されたときに降水が観測されるのは確率予報よりも少ないという傾向がある。