暑さが原因で健康障害になる熱中症の予防に役立てるための情報で、環境省や日本気象協会から発表されている。熱中症の起こりやすさの指標として湿度と輻射熱、気温の影響をとりいれたWBGT(wet bulb globe temperature : 湿球黒球温度)がある。WBGTは湿球温度と黒球温度、乾球温度から計算する。湿球温度は温度計の感温部を水でぬらしたガーゼで包んで測ったときの温度で湿度が反映されている。黒球温度は日射の影響をみるために直径15cmの黒色の銅製の球の中に温度計を入れて測った気温。乾球温度はふつうの気温。