星団には、数十個から数百個の若い星がまばらに集まったアソシエーション(association)、数百個から数千個の比較的若い種族1の星がゆるやかに結びついた散開星団(open cluster)、数万から数百万個の老齢な種族2の星が球状に強く結合した球状星団(globular cluster)がある(→「恒星」)。これら星団を構成する星々は、一つの星間雲から誕生したもので、年齢、成分、距離が同じと見なすことができる。HR図(→「ヘルツシュプルング・ラッセル図」)上では、年齢が進んだ星団ほど主系列から離れる転向点が低くなる。