世界中の関心ある個人のコンピューターの空き時間を利用してデータ処理を行い、重力波を検出しようという運動。重力波検出活動を普及するための意味合いも強い。2005年2月より始まった。LIGO(Laser Interferometer Gravitational Wave Observatory)とGEO600(The German-British Gravitational Wave Detector) (→「重力波天文学」)が取得した重力波観測データ、およびプエルトリコにあるアレシボ観測所で取得した連星パルサーの電波観測データを処理し、重力波研究に貢献する。宇宙人からの電波信号を探そうというセチ@ホーム(アレシボ観測所が実施)と同じ概念である。現在、数十万台のコンピューターが参加していて、すでに50個以上の新しいパルサーが発見されている。また、最近は国際ガンマ線天文衛星「フェルミ」のデータも対象としていて、すでに5個のガンマ線パルサーを発見している。