恒星の表面で起こる大爆発現象。これまで知られていた最大規模のフレア(太陽面の爆発現象)の100~1000倍の強度を持っている。2012年、京都大学のグループがケプラー衛星による高時間分解能の測光観測から365例を発見し、命名した。これらは太陽によく似た表面温度を持つ星で、絶えず光度が変動しており(0.1~10%)、数十分間だけ急激に増光するスーパーフレアがそれに重なっている。自転周期の長い星ほど発生頻度は小さく、磁場のエネルギーが解放されてフレアが発生するという太陽と同様のメカニズムによるものと考えられている。