パナソニックセンター東京の中の体験ミュージアム「リスーピア(RiSuPia)」に置かれている、素数(1と自身以外に約数をもたない2以上の自然数)と合成数(約数をもつ自然数)の違いを利用した、子どもも楽しめるゲーム。パネルディスプレーのテーブルをはさんで2人のプレーヤーが向き合い、エアホッケーの要領で数字を打ち合うもの。ルールは、素数は自陣に取り込み、合成数を打ち返す。打ち返された合成数は、たとえば「6」ならば「2」と「3」のような、構成する二つの数に分解する。そして、自陣に取り込んだ素数は、そのまま得点として加算されていき、多くの素数を取り込んだほうが勝ちとなる。このゲーム機は教育的な面もありながら、多くの子どもたちに支持されて、さまざまな賞に輝いている。また、パナソニックが運営するデジタルサイト「Webリスーピア」では、画面の上から数字が降ってくるかたちの1人用ゲームにアレンジした素数ホッケーが公開されているほか、「iPad」のアプリ「Panasonic Prime Smash!」としても無料配信されている。