2011年秋、ミュー・ニュートリノ(νμ→「レプトン」)をスイスのCERN(ヨーロッパ合同原子核研究機関 フランス語のConseil Europen pour la Recherche Nuclaireに由来)から730kmの距離にあるイタリア中部のグランサッソ実験所(Gran Sasso National Laboratory)の検出器に打ち込んだミュー・ニュートリノの速度が光速より0.0025%速かったと発表され、大きな話題となった。しかし、その後の実験の再検討で、光ファイバーの接続などの技術的なミスであることが判明して、誤りであることが発表された。