アメリカ、ネバダ北東の新石器時代~歴史時代の遺跡。テッド・ゲーベルらが紀元前9000~紀元前7000年ころに小規模な狩猟採集民集団が断続的に居住したことを明らかにした。その初期の居住者はかつて想定されていたような大規模狩猟集団ではなく、枝角カモシカ、植物性食料、バッタのような昆虫など色々の食物を食べていた。紀元前7000~紀元前4000年ころ、乾燥化が進んでこの遺跡での居住が中断し、その後、紀元1350年ころに至る居住者は定住的であり、食用草本などの植物性食料をより多く食べていたことが明らかにされている。