アメリカで1922年に設立されたMPAA(Motion Picture Association of America)にはメジャー(major)会社(現在はウォルト・ディズニー、ソニー、パラマウント、20世紀フォックス、ユニバーサル、ワーナー・ブラザースの6社)が所属。レイティング・システムを推進しており、アメリカ映画界に多大な影響を与えている。一方、インディペンデント(independent 略してインディー[indie])と呼ばれる非メジャー会社が、80年に設立したIFTA(Independent Film &Television Alliance)にはアメリカだけでなく世界22カ国の約160社が加盟。毎年、アメリカのサンタモニカで、映画の見本市アメリカン・フィルム・マーケットを開催している。ほかにもプロデューサー協会、監督ギルド、俳優ギルド、撮影監督ギルドと職能ごとにユニオン、ギルドがある。日本にも日本映画製作者連盟(映連)、全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)、外国映画輸入配給協会、日本映画監督協会、日本俳優協会などがある。