映画を鑑賞することのできる年齢制限を定めた規定。日本では映画倫理委員会(映倫)が審査し、4段階に分かれている。Gはあらゆる年齢層が鑑賞でき、PG12は12歳未満(小学生以下)の鑑賞には成人保護者の同伴が適当とされ、R15+は15歳未満(中学生以下)の入場禁止、R18+では18歳未満の入場が禁止される。従来は性的シーンが重要な決定要素だったが、1990年代以降は暴力、殺人などの反社会的描写も重要になっている。アメリカでは66年から始まり、MPAA(→「映画団体」)のレイティング委員会が審査。現在はG、PG、PG-13、R、NC-17に分かれている。イギリスは非政府組織BBFCが審査にあたり、U、PG、12A、12、15、18、R18に区分されている。