劇団☆新感線の演劇をデジタルカメラで撮影し、データ化したものを映画スクリーンに上映するもの。劇と映画(シネマ)をかけた言葉。2004年の「髑髏城の七人~アカドクロ」からスタートし、ヴィレッヂとT・ジョイの配給で全国展開。09年には「五右衛門ロック」、10年には「蜉蝣峠(かげろうとうげ)」が公開された。04年には10スクリーンだったデジタルシネマ上映施設も09年には300近くにまで増え、松竹のシネマ歌舞伎、ソニーのライブスパイアと、デジタルならではの非映画デジタルコンテンツ興行が行われている。T・ジョイでは10年2月にNHK-BSで放送されたドキュメンタリー10本をシネコン新宿バルト9で上映する。NHKの番組がまとまって劇場上映されるのは、1926年にNHKが設立されて以来83年の歴史で初の試みとなる。