日本映画製作者連盟(映連)が発表した2010年の映画興行統計によると、映画観客数は1億7435万8000人で、前年比3%増、興行収入(興収)は過去最高の2207億3700万円で、前年比7.1%増だった。公開本数は716本で、内訳は邦画が408本、洋画は308本。興行収入も邦画が53.6%、洋画が46.4%という割合だから、3年連続の邦高洋低は変わらない。スクリーン数は3412スクリーンで前年より16増えている。平均入場料金は1266円で、4%高くなった。興行収入が50億円を超えた作品は邦画3本、洋画4本で、100億円を超えた3本「アバター」「アリス・イン・ワンダーランド」「トイ・ストーリー3」はいずれもアメリカの3D映画だった。邦画の1位は「借りぐらしのアリエッティ」で92億5000万円。