1953年、浅利慶太を中心に、フランス現代演劇の上演を目的として設立された劇団。63年に開場した日生劇場に浅利が重役として迎えられたことから、子供向けミュージカルの上演や越路吹雪との関係が始まる。これらを足掛かりにミュージカル劇団としても実力を蓄え、83年に日本で初めてのロングラン公演「CATS」を成功させる。根拠地である東京の専用劇場「春」では開場以来「ライオンキング」のロングラン公演を行い、同演目で2006年10月には韓国・ソウルのシャルロッテ劇場にも進出を果たした。各地の劇場では「CATS」「美女と野獣」「オペラ座の怪人」「マンマ・ミーア!」などのロングラン公演を展開するいっぽう、自由劇場ではストレートプレイの名作を連続して上演している。13年に創立60周年を迎えた。