トリエンナーレとは、3年に一度行われる美術展。横浜トリエンナーレは、本格的な現代美術の国際展として2001年から始まり、09年の第3回目まで横浜市と国際交流基金などの主催で行われてきたが、国の事業仕分けを理由に同基金が降板。そのため、11年の第4回目は横浜市が主体となって運営されることとなり、横浜美術館と日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)を主会場として、11年8月6日から同年11月6日まで開催されることとなった。横浜美術館館長の逢坂恵理子が総合ディレクターを務め、ともに展覧会を企画していくアーティスティック・ディレクターに、パリの美術館パレ・ド・トーキョーのチーフ・キュレーターの三木あき子が就任した。第3回までの横浜トリエンナーレとは別の、横浜美術館が主軸となった美術館中心の芸術祭が展開されることとなる。