マキシ丈とは、くるぶしが隠れる長さで、ロングスカートのこと。2008年かつて、ボヘミアンのトレンドの流れで、カジュアル素材のマキシスカート、マキシドレスが大ヒットした。リゾートとしてではなく、タウン用として着られたのが特徴で、リラックスしたジャージーなどに、幾何学的なタイル柄や花の写真プリントなどグラフィックプリントが人気を呼んだ。1960年代調のヒッピーファッションではなく、一種のセレブファッションで、アンジェリーナ・ジョリー、グエン・ステファニーらが、マタニティーとしておしゃれ着に着たこともブームに火をつけた。2009年の夏にはマキシスカートにもドレスにも着られる2ウェイデザインが若い女性に大ヒット、10年には、盛夏のアイテムとしてスカートもドレスも定番になりつつあるが、70年代ルックへの注目、イヴ・サンローランへの関心がファッション界では高くなり、秋冬のウールやレースのマキシ丈も増加してきた。