1982年、台湾生まれのアメリカ人デザイナー。パーソンズ・スクール・オブ・アートで学び、2006年、自身の「ジェイソン・ウー」ブランドを立ち上げる。幼少期から人形制作を始め、ファッションドール「Fashion Royalty」のクリエーティブディレクターも務めている。09年1月、アメリカのオバマ大統領の就任式パーティーで、大統領夫人のミシェル・オバマが、彼がデザインした白いワンショルダードレスで登場したところから一躍世界的に知られる存在となった。10年現在、ニューヨークでは、アジア系アメリカ人デザイナーの活躍が目立ち、アレキサンダー・ワン(中国系)、タクーン(タイ系)、デレク・ラム(中国系)、フィリップ・リム(中国系)など、ジェイソン・ウーと同じく20歳代の若手が台頭している。