2011年春夏のトレンドとして1970年代が注目され、 女優のジェーン・バーキン(Jane Birkin 1946~)や、歌手で俳優のセルジュ・ゲンズブール(Serge Gainsbourg 1928~91)など70年代のセレブリティーがイメージモデルとして挙げられた。70年代ブームのきっかけは、2009年に死去したイヴ・サンローランの回顧展がパリで開催されたことが大きく、70年代に黄金期を迎えたサンローランへのオマージュが主流であったが、70年代に活躍をしたソニア・リキエル、ミッソーニなどにアイデアをとったデザインがニューヨークからミラノ、パリと各コレクションで多く見られた。