ファッションECサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイ初のPB(プライベートブランド)「ZOZO」が、2017年11月の発売に伴って配布した体のサイズを計測するボディスーツ。PB商品開発の最大の課題であるサイズ問題の解決が狙い。ウエアラブル端末の具体的なファッション化の例。発売と同時に予約が殺到し、順次配布中。ゾゾタウン会員は予約可能で、1枚目は無料、2枚目以降は3000円で購入できる。トップスとボトムスに分かれ、伸縮センサーを内蔵。ゾゾスーツを着用した状態でスマートフォンと通信接続すると、体のあらゆる箇所の寸法を瞬時に測ることができる。採寸データはゾゾタウンのアプリに保存され、自身のサイズを確認できるとともに、ゾゾタウンで買い物する際に、サイズに合う商品が紹介される仕組み。オンライン試着サービスは、急速に進展しており、試着できない消費者の不安の解消と返品率の減少のため、多くの企業が導入を始めている。スウェーデン発「バーチャサイズ(Virtusize)」は、手持ちの服と購入したい服をモニター上で重ね、サイズを比較することができるサービスシステム。ブランド買取販売のコメ兵、ユニクロ、ユナイテッドアローズ、マガシークなどのアパレルにも導入されている。