「万能の抗酸化物質」「抗酸化ネットワークの要」といわれる物質。強力な抗酸化力で細胞を保護し、さらに生体内でビタミンC・E、グルタチオン、コエンザイムQ10をはじめとするさまざまな抗酸化物質の機能を再生するといわれる。体内で生合成されるが、加齢とともにその生成量は減少する。水溶性・脂溶性両方の性質をもち、体内のあらゆるところに存在する。ほかに「糖の代謝促進」「エネルギー産生促進」「解毒」作用などがある。医薬品の成分であったが、2004年食品に、2007年には化粧品原料への配合が、厚生労働省により許可された。