メスを使用しない非外科的な美容医療の総称。グリコール酸や乳酸などの化学反応によって肌のターンオーバー(皮膚の新陳代謝現象)を促進し、にきび・肝斑の治療を行うケミカルピーリング、メラニンに吸収されやすい波長をもつレーザー照射により、しみ・そばかすを破壊・消滅させるレーザー治療、体内成分であるヒアルロン酸やコラーゲンの皮下注入によりしわを改善する注入療法などがある。メスを使用する美容外科に比べて抵抗感が少ないため、日本でも一般化しつつあり年間延べ450万~500万人の利用者(資生堂推計)が見込まれる。