2010年10月21日、羽田空港4本目のD滑走路が供用を開始し、同日新しい国際線旅客ターミナルも営業を始めた。これにより、羽田空港の発着能力はこれまでの年間約30.3万回から、約6.8万回増える。このうち約6万回が国際線に振り分けられるため、これまで東アジア方面へのチャーター便だけだった国際線が、欧米や東南アジア方面17都市に広がることになった。都心に近い羽田の国際化は、22時が最終となる成田と違って深夜の出発も可能となり、仕事を終えてからのヨーロッパ出張や、金曜の夜出発して日曜の夜帰国する2泊3日の近間の海外旅行などもできるようになる。また地方空港からの乗り継ぎの利便性も増大する。新しい国際線旅客ターミナルには、京浜急行と東京モノレールの新駅が開業。集客施設として、江戸の町並みを模したレストラン&ショッピング街「江戸小路」やプラネタリウムなども併設されている。