国が定める検定職種に必要な知識と技能を有すると国が認めた技能士のうち、花き・園芸に関するものは、観賞用植物の装飾および維持管理に関する園芸装飾、生花などによる祭壇・花輪・花束などの装飾に関するフラワー装飾、造園施工については、造園工事に必要な植えつけ、石敷き、石組みなどの技能を持つ造園技能士があり、それぞれ技能程度に応じた等級区分がある。また、造園技能士の上級職としては、公園・緑地などの施工計画から工事の指導監督までを行う造園施工管理技士がある。民間資格には、庭園などエクステリアの設計、施工監理の専門家を認定するエクステリアプランナー、樹木の診断および治療、後継樹の保護育成などに関する知識の普及や指導を行う樹木医、ビオトープ事業・自然再生事業を効果的に推進するために必要な知識、技術、応用能力を持つビオトープ管理士、一般の人に花や植物の栽培・管理について指導・助言するグリーンアドバイザーなどがある。また緑・花文化の知識認定試験は小学校高学年以上を対象に、植物に関する知識と文化を、楽しく学ぶきっかけ作りのために設けられた。