毎年同時開催される東京駅近くの丸の内仲通りとその周辺の「丸の内仲通りガーデニングショー」と、日比谷公園の「日比谷公園ガーデニングショー」の2大イベントの総称。日比谷公園100周年記念の「日比谷公園ガーデニングショー2003」を開催した翌年、この成果を引き継ぎ、都市における花と緑のライフスタイルを提案していくため、同時開催した「丸の内仲通りガーデニングショー」と併せて、「東京ガーデンジュエリー2004」として始まった。毎年それぞれに設定されたテーマに基づき、10月下旬に開催されている。単独では8回目となる「日比谷公園ガーデニングショー2010」(10月23~31日)では、「花とみどり・心豊かな暮らしのdesign」をテーマに、「ガーデン」「ライフスタイルガーデン」「コンテナガーデン」「ハンギングバスケット」の4部門によるコンテストと作品展示をはじめ、NHK「趣味の園芸」による実践講座や「ツリークライミング体験イベント」、「花と緑のフリーマーケット」などのイベントが行われた。一方6回目となる「丸の内仲通りガーデニングショー2010」(10月22~31日)では、世界最高の権威とされるイギリスのチェルシーフラワーショー(→「フラワーショー」)で3年連続ゴールドメダル受賞の庭園デザイナー石原和幸によるテーマガーデン「緑の扉」をはじめ、公募で選ばれた15人が腕を競う「コンテストガーデン」、ワイヤ製バスケットに季節の花を寄せ植えする「丸の内ワークショップ」などが行われ、どちらも多くの観客を集めた。