東芝が中心となって進めた、ハイビジョン映像も録画可能な光ディスク。現行DVDの後継としてDVDフォーラムによって規格が策定され、ディスク表面から記録層までの距離を従来のDVDと同一の0.6ミリ(ブルーレイディスクは0.1ミリ)にすることで部品を共用できる。DVDの650ナノメートル(ナノは10億分の1)の波長よりも短い405ナノメートルの波長の青紫色レーザーを用いて記録層一層あたり規格最大20GB(ギガバイト=10億バイト)のデータ記録となる。記録コーデックとしては、現行のMPEG-2(Moving Picture Experts Group phase 2)に加え、MPEG-4をベースとするH.264や、マイクロソフトのVC-1(Video Codec1)を用いることも可能。著作権保護システムにはAACS(Advanced Access Content System)を用いる。ブルーレイディスクと対抗する規格として、次世代DVDの座を争ってきたが、2008年2月、東芝が正式に撤退を表明。