NHKが現行のHD(high definition 高精細)規格の代表であるハイビジョン(1920×1080画素)の発展型として研究を進める、約3300万画素(7680×4320画素)にもおよぶ超高精細で大画面映像を軸とした次世代テレビ技術。8K(ハチケー)、あるいは8K4K(ハチケーヨンケー)などとも呼ばれる。2012年には、国際電気通信連合(ITU)の一部門で無線通信を扱うITU-R(International Telecommunication Union Radiocommunication Sector)でUHDTV(Ultra High Definition TV)として承認され、国際規格となった。臨場感の演出に効果的な水平方向の視野角を100度とし、かつ視力1.0の人間が、画素を認識できない精細性を想定している。音声面も、22.2ch(チャンネル)に強化したサラウンドサウンドをともない、映像の世界に没入できるとする。