テレビでの視聴を目的とし、インターネットで配信される動画や音声を受信、および記録して再生する機器をネットSTBと呼んでいる。STBはセットトップボックス(set top box)の意味。代表的なものには、アップルの「AppleTV」、アマゾンの「Amazon Fire TV」などがあり、小型のスティック型のものではアマゾンの「Fire TV Stick」、グーグルの「Chromecast」などがある。テレビとの接続は原則HDMI端子を利用する。スティック型は小型で安価だが、スマートフォンやタブレットでの操作を前提としているので、スマートフォンやタブレットに詳しくないユーザーは注意が必要となる。また、こうしたネットSTBの多くは、各コンテンツ配信事業者が自社サービス利用者の拡大を目的にしているケースが多く、自身が見たいコンテンツが視聴可能かどうかも、確認が重要である。