自動車損害賠償責任の略称で、すべての自動車やバイクを持つ人に加入が義務づけられている保険制度。保険金が支払われるのは、他人にけがを負わせたり(最高120万円まで、後遺障害では最高4000万円まで)、死亡させた場合(最高3000万円)。2011年4月より全車種平均11.7%の値上げを実施。2年契約(沖縄県と離島を除く)の場合、一般的な自家用乗用車は、従来より2480円高い2万4950円(11%増)、軽自動車が2990円高い2万1970円(15.8%増)、小型二輪車が同710円高い1万4110円(5.3%増)、原付きバイクが同630円高い9420円(7.2%増)となった。現状の補償状況では、この補償額では不足となる例は少なくない。そこで、これで不足する額を補う形で加入するのが任意保険となる。