スキーは、一時から比べると人口の伸びが減少していたが、スキー場に託児施設や子供専用ゲレンデ、家族優先エリアなどを作ることによりファミリー層の利用が増加し始めている。また、スキー板自体にも変化が見られ、ターンがしやすいカービングスキーや、短くてとり回しの楽なショートスキーなどの普及で、かつてのスキーブーム世代、中高年のスキーファンの復活が見られる。一方、歩けるヒールフリー(かかとを固定しない)のスキーシステムを使い、自然観察などのツアーを楽しむ自然志向のスキーヤーも増加している。(→「バックカントリースキーイング」)