2011年10月9日からMBS・TBS系でスタートした「ガンダム」シリーズ(→「ガンダム市場」)最新作。監督・山口晋、制作はサンライズ。第1作から32年目を迎え、今回は企画協力に日野晃博率いるレベルファイブが加わった。同社は「イナズマイレブン」「ダンボール戦機」などキッズ向けのヒット作で注目のゲームソフトメーカー。「AGE」もアニメとプラモデルに加え、同社が得意とするゲームや小学館のマンガ誌「月刊コロコロコミック」などとリンクさせたマルチメディア作戦を展開し、ターゲットを子ども向けに絞っている。作中で主人公が成長し、三世代・百年にわたるストーリーとなることも話題になった。並行してリリースされているOVA作品「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」が、本流と言うべきファンにヒットしているため、さらにガンダムの観客層を拡大するための戦略と目されている。