世界のマンガ家、マンガ関連出版社などが集まり、マンガの著作権や表現規制の問題、市場問題を協議する国際会議。原画展、シンポジウムなどのほか、ICCマンガ大賞が選ばれ表彰が行われている。1996年に、東京都といわき市で、日本、韓国、台湾、香港、中国のマンガ家による「第1回東アジアマンガサミット」としてスタート。毎年開催国を変え、97年にソウルで開催された第2回大会からはマレーシア、シンガポール、タイ、フィリピンが加わって「アジアマンガサミット」に改称、さらに2003年の第6回北京大会では「世界マンガサミット」、05年に韓国・富川で開催された第7回大会からは、欧米のマンガ家も加わった「国際マンガサミット」となり、現在に至っている。日本での開催は、第1回大会のほかに、第5回大会(02年)の横浜市、第9回大会(08年)の京都市がある。また、12年に予定されている第13回大会は、鳥取県での開催が決まっている。