2011年11月1日に創刊された青年コミック誌。小学館グループの小学館クリエイティブと、パチンコ機などの遊技機の企画開発やキャラクター・コンテンツの企画開発などを手掛けるフィールズが共同出資する株式会社ヒーローズが編集・発行を、小学館クリエイティブが発売を担当する。創刊号はB5判、460ページ、200円。清水栄一と下口智裕の「ULTRAMAN ウルトラマン」をはじめ、すべての作品がメディアミックスを前提としたヒーローもの。作品それぞれにメディアミックスを考えているパートナー企業が出資することで価格を抑えるというビジネスモデルや、コンビニ最大手のセブン-イレブンによる独占販売(店舗及びネット、一部パチンコホールでも扱う)という、これまでのマンガ雑誌の常識を破った斬新な戦略で話題になった。編集・制作の現場も、ひとりのマンガ家による作品づくりではなく、ストーリーをつくる人、シナリオにする人、コマ割りをする人、キャラクターデザインをする人、メカのデザインをする人、絵を描く人と、それぞれの分野で才能のあるアーティストが参加し、編集者もプロデューサーとしてかかわりながら1つの作品を仕上げる、スタジオ方式が採られている。