レストランで食事の際に飲むミネラルウォーター。ミネラルウォーターの輸入量は年々増加し、今や「水は買うもの」という概念は、決して特別なものではなくなった。特にコンビニエンスストアや自動販売機などの普及で、ミネラルウォーターを買うことに抵抗のない若い世代が増え、その意識がレストランや飲食店でも広まってきている。昔から水道水が飲める日本の飲食店では、水は無料が当たり前。一方、外国は水道水が飲めないこともあり、ミネラルウォーターが古くから発達してきた。しかし最近、日本でも高級レストランで有料のミネラルウォーターが普及し、テーブルウォーターとして認知されるようになった。炭酸ガスを含む発泡性かどうかにより、「ガス入り」と「ガスなし」の大きく分けて2種類が用意されるが、それぞれ生産地、味わい、個性などがあり、消費者の好みによって選ばれるようになっている。