フランス料理界の巨匠、ポール・ボキューズによって1987年に設立されたフランス料理の世界コンクール。各国から若い料理人を代表として選出し、本選では各国のスターシェフによる審査員の前で調理をして競う。2009年は参加国24カ国。毎回、肉と魚のテーマ食材が決められ、それぞれ2つのプレートに、5時間半の調理時間内に14人分を仕上げる。07年より、味、盛り付けに加えて、各国の独自性を採点する部門が加わり、日本は、この部門で「最優秀アイデンティティー賞」を受賞。参加国が拡大するにつれ、本選ですべての国が参加することが困難になり、09年大会より、事前に地区別予選を開催。09年1月の本戦では、ノルウェーが1位。日本は健闘の末、8位となった。