コースの料理に合わせて、ワインを用意するコース。25年ほど前からフランスの3ツ星レストランでスタートしたサービスだが、ここ数年、国内のフランス料理店、イタリア料理店でも定着してきた。食前酒から始まり、前菜、魚、肉、デザート、食後酒など、レストランでお酒を合わせる場面は数多くあるが、ボトルワインでは少人数の場合、楽しめる酒は限られる。そこでレストランが料理に合わせた酒をあらかじめ選び、量を調節してサービスするというもの。グラス用にボトルを開けることは、店にとってはロスが心配されていたが、少しずつでも料理に合わせて楽しめるならと客に好評のため広まっている。