2010年度に農林水産省が設けた、料理人に対する初めての表彰制度。日本各地の素材に注目し、生産者とその地域の発展にも貢献する優れた料理人を発掘しようとする、新しい試み。料理人としての技術に卓越していることはもちろん、地域の食材を深く理解し、それを広めることに尽力している活動にも注目。農と食の架け橋としての活動を評価しようというもの。第1回は、大塚健一(東京「ル・ゴロワ」)、音羽和紀(宇都宮「オトワレストラン」)、奥田政行(山形「アル・ケッチァーノ」)、柏田幸二郎(東京「かさね」)、北沢正和(長野「職人館」)、辺銀暁峰(沖縄「辺銀食堂」)、森義文(大阪「レストランカハラ」)の7人がブロンズ賞を受賞。今後、毎年選出され、5年でシルバー賞、10年でゴールド賞の最高称号が与えられる。