小麦粉、卵、牛乳、砂糖、ベーキングパウダーなどを混ぜて、フライパンで焼いたもの。日本ではアメリカ流にホットケーキと呼ばれてきた。ホットケーキは甘いおやつというイメージだが、パンケーキはソーセージやサーモンなどを具材にすれば食事にもなる。海外では、パンケーキはおやつというより、朝食として食べるのが一般的で、朝からメープルシロップをたっぷりかけて楽しむのが、本場の味わい方だ。2008年、神奈川県七里ガ浜に、“世界一の朝食”と称されるオーストラリアの「ビルズ」が上陸した。10年には東京・原宿にハワイの「エッグスンシングス」が、12年に同じハワイから「カフェカイラ」も東京スカイツリー近くに出店した(その後、原宿に移転)。こうした相次ぐ本場の人気店の進出によって、日本でもパンケーキという呼び方がポピュラーになっている。