35歳未満の料理人を対象に、これまでとは異なる視点での審査による、日本料理界の未来を担う若き才能の発掘を目的とした日本最大級の料理人コンペティション。タイトルの意味は「料理人の前に現れた夢」。1次審査の書類審査には451人の応募があり、2次審査は、1次通過者のもとへスタッフが訪問しビデオ取材した映像審査で、20人を選抜。3次審査は、審査員が通過者のもとを訪問し試食をする腕前審査で、6人を選抜。そのファイナリスト6人が新メニューを競う実食審査が最終審査となる。グランプリ受賞者には、賞金500万円が贈られ、副賞は世界一憧れる料理店で食事をする研修と、審査委員などによるさまざまなサポート。高額賞金もさることながら、審査委員長、日本を代表する和洋中の料理人や、総合プロデューサーの小山薫堂が担当することも話題となった。2013年11月4日、第1回グランプリには、東京・新橋にある「レストラン ラ フィネス」の杉本敬三シェフが輝いた。