日本オリンピック委員会(JOC)が協賛企業集めの切り札とするトップ選手の集団。2001~04年に展開した「がんばれ! ニッポン!」キャンペーンでは、JOCが選手の肖像権を一括管理し、協賛金の一部を強化資金として競技団体に還元した。しかし、CM出演など自由な活動を求める選手が増えたため、05~08年の新事業から選手と個別に契約を結ぶ方式に変更した。09年から2期目を迎え、体操の内村航平、フィギュアスケートの浅田真央ら12人が決定。4年間で6億円を払う最高位の協賛社ゴールドパートナーは、テレビ宣伝などでシンボルアスリートの肖像権を使用できる。選手は最高位協賛社の業種以外のCM出演は自由になった。