海外レースでは通例になっているマラソン大会での賞金授与が、2009年より、日本国内でも解禁されることが日本陸連の理事会で決定。男女の主要6レース(福岡国際、びわ湖毎日が男子、横浜国際、大阪国際、名古屋国際が女子、東京マラソンが男女)が対象。金額は欧米のレースを参考にし、各大会一律の金額支給の方向で調整する。これまで国内でも外国選手には出場料や賞金が支払われており、日本選手に対しても強化費などの名目で金銭が支給されるケースがあったが、プロレースへの協力に難色を示していた警察に配慮して公式には認められていなかった。東京マラソンは男女の優勝者に800万円を支給、10位までに賞金を出す。記録によるボーナスもあり、優勝して世界記録を樹立すれば4600万円を手にできる。