新人選手獲得のために開く会議。契約金高騰の抑制、選手力均等化を主な目的として1965年に第1回が行われた。当初は選手に球団選択の自由がなかったが、93年から大学生と社会人に限って1、2位の逆指名を制度化。2001年から自由競争による自由獲得枠(2枠)に変更された。球界改革が協議された05年に、高校生と大学生・社会人の2回に分けて実施する新方式を導入。高校生の1巡目は従来通りの入札抽選方式。自由獲得枠は希望入団枠に名称が変わって1枠に減った。西武の裏金問題の余波を受け、不正の温床とされる希望入団枠が07年から撤廃されたが、08年から再び1回開催の入札抽選方式に戻された。指名選手が重複した際に行う抽選の過去最多は1989年の野茂英雄投手、90年の小池秀郎投手の8球団。