選手育成を目的として、球団の雇用枠を広げるための制度。育成選手を獲得するには通常のドラフトの後に行われる育成ドラフトを経る必要がある。支度金として最高で300万円が支給され、最低年俸240万円。背番号は100番以降。自由契約選手や外国人選手の雇用も可能だが、公式戦出場は2軍戦のみで1球団5人以内。トレード移籍可能期限の6月末までは支配下選手に身分を変更できる。入団後3年間で支配下選手になれなかった場合は自動的に自由契約となるが、その後1シーズンごとに再契約することは可能。ソフトバンクに育成選手として入団した西山道隆と小斉祐輔が2006年5月に初めて支配下選手登録された。研修生はテストなどで採用され、期間は原則3年間。契約金や年俸保証はなく、2軍戦にも出場できない。育成選手や支配下選手になるためにはドラフト会議による指名が必要。