アメリカ大リーグ機構などが主催する国際大会で、各国の代表チームが世界一の座を争う。2006年3月にアメリカで第1回大会が開催され、日本は福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督率いる代表チームが出場、初代王者に輝いた。第1回大会では大リーグでプレーする松井秀喜と井口資仁が出場辞退するなど代表編成が難航。王監督が望む最強チームを組めなかった日本は、1次リーグ(A組)で韓国に敗れて2位通過。2次リーグでもアメリカ、韓国に敗れたが、1勝2敗で並んだアメリカ、メキシコに失点率で上回り、奇跡的に決勝トーナメント進出を果たした。準決勝では三たび韓国と対戦して快勝。決勝では宿敵キューバを破った。第2回大会は09年3月に開催され、日本は読売ジャイアンツの原辰徳監督が指揮を執り、2連覇を達成した。第3回大会以降は4年ごとの開催となり、13年3月の第3回大会では、山本浩二監督(元広島東洋カープ監督)の指揮で日本が3連覇を目指したが、準決勝でプエルトリコに敗れた。