新人選手選択制度のこと。大リーグは1965年に戦力均衡化、契約金高騰を抑えるために新人選手選択会議、いわゆるドラフト制度を導入した。毎年6月上旬にコミッショナー事務局で全30球団と電話回線をつなぎ、新人選手をリストアップ。2007年はフロリダ州オーランドに会場を授け、初めて全米中にテレビ生中継された。前年最低勝率の球団から指名権があり、アメリカの高校、大学生以外にカナダ、プエルトリコの選手も対象となる。各球団50巡目まで指名可能で、全体で約1500人が指名される。12月にはロースターから漏れ、マイナーリーグにいる選手を対象にしたルール5ドラフトも行われる。