大リーグ(MLB)で、けがなどによってベンチ入りから外れる選手を登録しておくリストのこと。故障者リスト(DL)には、15日DLと、60日DLの2種類がある。通常、短期間の故障と診断された場合は15日DLに、長期間の治療を要することがあきらかな場合は60日DLに登録される。15日DL入りすると、ベンチ入りの「25人枠」から外れるが、大リーガー契約枠の「40人枠」に入ったままの扱いとなるので、40人枠内の控えの選手が25人枠に引き上げられる。60日DLに登録されると、40人枠から除外されるので、登録選手枠に1人空きが生まれる。マイナー契約の選手を1人、「40人枠」に引き上げて補充することができる。治療進行状況により、15日DLから60日DLに切り替えは可能だが、その逆はできない。