1チーム11人ずつ、2チームで、互いのゴールにボールを入れた回数を競う競技。その際、ゴールキーパー(GK)と呼ばれる1人の選手以外は原則としてボールを手で扱うことができないのが大きな特徴。結果として、大半のプレーが足で行われることになる。アソシエイション・フットボール(association football)とも。1863年にイングランド(イギリス)で最初のルールが書かれ、当時世界最大の帝国だったイギリスの海軍軍人や技術者により世界に広められ、20世紀初頭までに世界中で行われるようになった。現在では、全世界で2億7000万人という世界最多の競技人口をもつスポーツ。世界の多くの国でプロ化されて大衆的な人気をもち、ヨーロッパの一部の国ではテレビ放映権収入を中心に巨大ビジネスとなっている。