オリンピックの競技として行われるサッカー大会は、国際オリンピック委員会(IOC)が主催し、競技の運営は国際サッカー連盟(FIFA)が行う。男女双方の競技があり、男子は原則として23歳以下(制限以上の年齢の選手を3人まで使うことができる)で、プロ、アマを問わない。女子には年齢制限がない。オリンピックでサッカーが正式競技となったのは1908年のロンドン大会と古いが、プロをもつサッカーは常にIOCとトラブルをかかえ、84年にプロが出場できるようになってからようやく重要な大会の一つとなった。92年バルセロナ大会から23歳以下の競技となり、96年アトランタ大会からは女子の競技も始まった。