アジアのクラブ王者を決める大会で、毎年開催されている。主催はアジア・サッカー連盟(AFC)。1967年から開かれていたアジアクラブ選手権と、90年に始まったアジア・カップウィナーズカップを統合し、2002年に新しくスタートを切った。全加盟国のチャンピオンに門戸を開くのではなく、実績に応じて強豪国には2つの出場枠を与え(前年優勝を含め、1国の最多出場枠は3)、UEFAチャンピオンズリーグのような商業的成功を狙った。09年には「プロリーグとしての要件を備える」ことを最重視した新フォーマットで行われ、日本など主要国は最多4チームを出場させられるようになった。出場32チームを4チームずつ8組に分けてホームアンドアウェーのリーグ戦を行い、各組上位2チーム、計16チームがノックアウトステージに進出。以後はホームアンドアウェーの2戦制で戦う。日本のクラブは、07年に浦和レッズが、そして08年にはガンバ大阪が優勝を飾っている。